<作り方>
新じゃがのつるつる感を出したいので、ピンポン玉位のものを使います。できれば球根皮むき機を使わず、衛生面に注意してタワシなどで皮をむくことをお勧めします。
季節の食材に関心を持ってほしいと考え、給食時に配布するおたよりに工夫をしました。クラフト紙を芋の形に切り光沢のある方を表にして目を描き「新じゃが君」と命名した紙マスコットを作成。おたよりに添付してこの時期にしか食べられない新じゃがのつるつる感をアピールしたら、児童も興味をもってくれました。
グリーンピースは生活科の時間に1年生にさやむきをしてもらい、「ピースごはん」などに使用することが多いです。煮物などにする場合は通常冷凍を使用しますが、旬の時期に使用する時は、新鮮な状態で調理できるように給食室でさやむきをするようにしました。
保護者向けの給食だよりには、料理と調理のコツを紹介。
大留光子=昭和53年より東京都内4区を経て平成21年度に栄養教諭として江戸川区に勤務。25年3月退職。現在は、順天堂大学、武蔵野栄養専門学校講師の他、学校給食Web「おkayu(www.okayu.biz/)」のディレクターを務める。
教育家庭新聞 健康・環境・体験学習号 2018年4月23日号掲載