新年明けましておめでとうございます。
PTAは戦後間もない頃に誕生し、全国各地で一斉に設置が進み、わずか1年という期間でその設置率は全国の小・中学校の7割近くに達しました。情報伝達手段は、現代と比べようもないくらい限られていたあの時代において、何故、PTAはこうもあっという間に立ち上がっていったのでしょうか。
そこには平和な日本と幸せを願い、保護者と教職員による民主的な教育を目指し、愛する子供たちを守り育てていこうという主体的な意思、揺るぎない情熱を感じざるを得ません。
それから70数年が経ち、私たちPTAは、それら誕生の思いを連綿と受け継ぎながら、社会教育関係団体として、たゆむことなく保護者と教職員が手を携え、豊かなつながりと学びの場を創出して参りました。
また、学校教育、家庭教育の連携を通し、すべての子供たちの笑顔、幸せ、健やかな成長のため、豊かな教育環境づくりに努めて参りました。
一方、時代の変化とともに、新たな時代に必要とされる持続可能なPTAへと変化・チャレンジすることは必要不可欠なことです。
これからも、全国のPTA会員の皆様と、教育関係の皆様と、積極的に意見を交わしながら、子供たちの幸せのために、温かく力強くその歩みを進めて参ります。