新年明けましておめでとうございます。
家庭生活や食生活の多様化、消費生活の変化など、子供たちを取り巻く環境は、ここ数年で大きく変化しました。それに伴い、様々な問題が発生しています。
そのため、家庭生活を大切にする心情を育み、家族の一員として生活をよりよくしようと工夫する実践的な態度を養う家庭科教育の重要性は更に高まっており、一層の充実が期待されています。
家庭科は、子供たちが健やかで豊かな生活を送るために必要な知識や技能を学び、実践的な力を身につける教科です。日常生活に必要な基礎的な理解を図るとともに、生涯にわたって自立し、生活をよりよくしようと工夫する実践的な態度を育むことを目指しています。
また、生活に必要な知識や技術を学ぶことだけでなく、人々との関わりを考え、心の豊かさを育んでいく、社会を生き抜く実践力を養っていく必要があります。
2025年度も、11月に徳島県で開催される全国大会や、全国7ブロックで開催される地区研究大会を通して、地域の特性を活かし、家庭との連携も深めながら、全国の会員の皆様と共に家庭科教育の更なる向上を目指し、豊かな心をもった子供たちの未来を拓くために尽力して参ります。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。