謹んで新春のお慶びを申し上げます。
今年も、各特別支援学校において、教育活動の一層の充実が図られることを、期待しております。
さて、特別支援学校における指導の要は子供1人ひとりの実態に即した指導です。
その一つが、GIGA端末などの活用を通した個別最適な学びの充実です。個別最適な学びの充実が子供の能力や可能性を最大限に伸長する教育につながります。
今後も、一層の活用を通し、子供1人ひとりに応じた指導の充実を図ることが大切です。個に応じた指導を図ることで、子供の成長を感じることこそが、私たち特別支援学校教員の一番の喜びであり、やりがいです。特別支援教育の魅力とも言えます。
一方、教職希望者が減少し、そのことにも伴い学校現場の働き方改革が求められています。
職場の心理的な安全の確保、働きやすい職場環境の構築などに努めることが重要です。そして、教職の魅力や、やりがいを積極的に発信することが必要です。
教員としての専門性を高め、指導の充実を図ることで子供が成長する喜び、その喜びを他の教員や保護者の方と共有する喜び、そのような魅力発信を図っていきましょう。
全国特別支援学校長会は、教職と特別支援教育の魅力発信に努めるとともに、特別支援教育の推進と充実を通し、共生社会の実現を目指した活動を継続して参ります。
引き続きの、ご支援とご協力をよろしくお願い申し上げます。