社会における科学技術の重要性がますます高まるなか、日本が科学技術立国として、新たな科学技術・イノベーションを創出していくためには、将来を担う人材の育成が不可欠です。
科学技術振興機構(JST)は科学技術や理数系分野への興味・関心、学習意欲及び学習内容の理解の向上を図るとともに、優れた資質や能力を有する児童生徒などを発掘し、一層の伸長を支援する取組を推進して参ります。
具体的には、先進的な理数系教育を通じて探究能力などを培う「スーパーサイエンスハイスクール」の支援や、科学技術に対し高い意欲・能力を持つ小中高校生を育成するプログラムの開発・実施を支援する「次世代科学技術チャレンジプログラム」を実施します。
さらに、「科学の甲子園」「科学の甲子園ジュニア」の開催や国際科学オリンピックへの参加支援により、科学好きな生徒の活躍や交流の場を創出します。
学びや体験を通して、女子中高生の理工系分野に対する興味関心を高め、女子中高生が理工系分野へ進むことを促す取組も支援します。
JSTは、科学技術・イノベーション政策推進の中核的な役割を担う機関として、学校・大学・研究機関・科学館・民間企業などと連携し、次世代人材の育成に全力で取り組んで参ります。