子供1人1台端末とクラウド環境によって、1人ひとりの学びが深まってきました。また、多様な子供の多様なニーズを受けとめやすくなり、子供1人ひとりが活躍しやくなりました。
校務においても、授業と同様に、クラウド環境を活かす取組が進んでいます。非同期・分散かつ協働的な働き方によって、校務の改善も図られています。
日本教育工学協会(JAET)は、設立から54年間、こうした教育の情報化を支えてきました。全国各地の研究会、大学研究者や企業・団体と連携しながら、様々な取組を行っています。
「学校情報化優良校」の認定は3200校を突破し、学校の情報化の状況を自己評価する「学校情報化チェックリスト」の活用も順調に進んでいます。地域全体への「学校情報化先進地域」の認定も進んでいます。
本年11月14・15日には、全国大会を茨城県つくば市で開催します。つくば市は長年にわたり教育の情報化に積極的に取り組んできた地域です。幼稚園、小学校(2校)、中学校、義務教育学校、高等学校による最新の実践が公開され、更に全国の先生方による研究発表等もあります。将来の学校のあるべき姿を、多くの参加者と共に議論したいと考えています。
新しい授業づくりへの挑戦など、デジタル学習基盤を活かした実践知の共有とその普及を行っていきます。