変化が激しく、将来の予測が困難なこれからの社会を生きる子供たちには、自らが持続可能な社会を創り出していく「未来社会の創り手」としての力が求められ、このためには、子供たちが持つ大きな可能性を引き出し、広げていく教育を進めるとともに、社会全体で大切に育て、支えていくことが重要です。
そのため本県は、デジタル技術を活用して、教育のありかたそのものを変革していく「教育DX」を積極的に推進し、学びと指導の充実と深化を目標としています。
具体的には、ネットワークアセスメントや機器の更新によるネットワーク環境の改善を進めるとともに、クラウドサービスを活用したより効果的な教育コンテンツの充実を図るなど、県と市町村が情報を密に共有して、デジタル環境の整備を進めています。
さらに、小学校から高校まで12年間の、教育に関するデータを連携可能とする県域アカウントを導入することで、個々の学習記録や試験結果を蓄積・活用し、1人ひとりの学習進度や個性に合わせた、最適な学習を提供できるようにします。
これらの取組により、未来を切り拓くために「果敢に挑戦する人財」、多様な価値を持つ人々と共に輝き「新たな価値を共創する人財」、意欲的に学びながら「地域のために行動する人財」を育成して参ります。