本県は、「子どもも教職員も笑顔あふれる学校」を目指し、働き方改革に取り組んでいます。
2023年3月に策定した「学校における働き方改革取組計画」では教職員の超過勤務削減や有給休暇の取得促進、やりがいと働きやすさを感じられる職場環境の整備を目標に掲げています。
その成果として、2023年度の教職員意識調査では、「やりがいがある」「職場は働きやすい」と肯定的な回答をした割合が増加しました。一方で、時間外在校等時間は、減少しているものの、高止まりしており、更なる業務の効率化が求められています。
2024年度は、教員業務支援員の全公立学校への配置措置や、小学校における教科担任制の拡大など、多面的な取組を進めています。また、県立学校では、2023年度から採点支援システムを導入し、デジタル技術を活用した業務の効率化を進めています。
さらに県教育委員会事務局内に業務改善ワーキンググループを立ち上げ、学校や市町教育委員会の業務負担軽減を図る取組を進めています。
業務負担を軽減することにより、教職員は子供たちと向き合う時間を確保し、心の余裕を持つことができ、それが、子供たちの笑顔につながります。
今後も学校現場の声に耳を傾け、笑顔あふれる学校づくりに取り組んで参ります。