少子化が急速に進む中、本県の将来を担う、子供たちへの教育は極めて重要であり、誰一人取り残されることなく、すべての子供たちが、お互いの価値を尊重し、その能力を最大限に伸ばし、主体的に社会の形成に関わり、発展させていく存在になっていかなければなりません。
そのために必要な力、資質・能力も、社会が変わる中、変わってきており、先を見通すことが難しい時代にあっては、自分の頭で考え、自分の言葉で語り、自分の意志で行動できる人材の育成が求められています。
そのためには、学びを子供たちにゆだね、教員は伴走し、1人1台端末を効果的に活用しながら、課題解決型学習(PBL)や「夢育」(子供たちの学びの原動力である「夢」を育む本県独自の教育)などの取組により、子供たちが自ら考え、決定できる場面を増やさなければなりません。
こうした取組の実現には、今一度「子供を中心」に据えて、すべての教育活動を見つめ直し、子供が真ん中の学校づくりを進める必要があります。
学ぶ力の育成はもちろんですが、生徒指導のあり方、働き方改革などを一体的に推進することで、「学校を誰もが通いたくなる魅力ある場所にする」とともに、学校外にも様々な学びの場を整えることで、「誰一人取り残されない岡山県の教育」を目指していきます。