本県は「郷土を愛し、夢と志を持って自ら学び歩み続ける人づくり」を基本理念とし、社会がどのように変化しようと、郷土を心の支えとし、自分らしくあるために学び続ける子供を育てます。
2021年度、有識者による「ふるさと教育推進検討委員会」を設置し、教育のあり方をまとめました。その趣旨の実現に向け、県内の小中学生が地域の文化、偉人などを題材に「かがわふるさと百人一首かるた」を作成しました。
昨年度から「百人一首かるた大会」を開催するほか、ふるさとのよさを学ぶ体験型イベント「ZUTT MOTT(ずっと もっと)ふるさと」を実施し、ふるさとに誇りをもち、貢献しようとする心を育む取組を推進しているところです。
自立した成人になろうとする高校生の時期は、より具体的な出会いや活動を通じた実践の中で、郷土への愛着を深める段階で、高等学校では総合的な探究の時間をはじめ様々な教育活動で、各学校の創意工夫により、地元自治体や企業と連携し、生徒が地域の課題に主体的に取り組む活動を展開しています。
基本理念のもと、子供たちが「自立」して人生を切り拓き、多様性を認めて「協働」し、自らの未来を「創造」する力を育むことができるよう、学校、家庭、地域が、一体で魅力ある本県の教育を推進していきます。