本県は、2024年3月に策定した「岩手県教育振興計画(2024〜2028)」に基づき、学校教育と社会教育・家庭教育の2つの政策分野を柱に、本県の未来を創造する人づくりに取り組んでいます。
学校教育については、児童生徒の確かな学力の育成に向けて市町村教育委員会と連携し、ICT機器の効果的な活用も図りながら、教育活動の質を更に向上させる様々な取組を進めて参ります。
また、本県においても喫緊の課題である不登校対策をはじめ、運動習慣・食習慣及び生活習慣の一体的な改善を図る「60プラスプロジェクト」、「いわて留学」を含めた県立高校の魅力化、教職員の働き方改革など、教育課題に対応した施策に一層取り組んで参ります。
社会教育・家庭教育では、今年度に60周年を迎えた本県独自の教育活動である教育振興運動を一層推進し、コミュニティ・スクールの仕組みを活用した地域学校協働活動の充実も図りながら、地域の課題解決に取り組んで参ります。
子供たちや教育をめぐる環境が大きく変容していく中にあっても、1人ひとりの可能性を引き出す「いわての教育」の実現に向けて取り組んで参りますので、皆様のご理解とご協力をお願い致します。