本県は昨年4月に「第4期ひょうご教育創造プラン」をスタートさせました。「絆を深め、在りたい未来を創造する力の育成」を重点テーマに掲げ、様々な取組を推進して参ります。
また、これまで兵庫の教育が大切にしてきたもの、取り組んできたもの、新しい時代の教育に求められているものなど、社会全体で、教育を見つめ直し考える機会を設けるため、11月1日を新たに「ひょうご教育の日」と定めました。
本年1月17日に30年の節目を迎える阪神・淡路大震災を乗り越えた経験と教訓、そして、大切にしてきた「絆」をこれまで以上に深め、子供たちが自分らしく安心して過ごせる環境の構築と、予測困難な時代を生き抜く力を育むことを目指していく所存です。
喫緊の課題であります不登校対策については、全県一丸となり、「ひょうご不登校対策プロジェクト」を推進していきます。不登校対策支援員の配置をはじめ、関係機関や地域とさらに連携を強化し、学校内外において個々の児童生徒に応じた支援を展開します。
さらに、「県立高等学校教育改革第三次実施計画」により進めて参りました県立高校の発展的統合校6校が、本年開校を迎えます。
今後とも、兵庫が大切にしてきた教育を継承しつつ、こころ豊かで自立する人づくりを推進していきます。