変化の激しい社会においても、子供たちは、多様な体験や人との出会いから、主体的に学び、協働的に活動しながら学びを深めていきます。
本県は、乳幼児期から「遊びは学び」との理念の下、教育・保育の充実に取り組んでいます。子供は遊びや生活の中で体を動かし考えること、色々な人と関わること、困難を乗り越えることで学び成長します。小学校以降の教育でも、学校内外での様々な体験の中から、主体的に挑戦し、他者と協働していくことで学びを深めていきます。
引き続き、主体的な学びを促す「学びの変革」を進め、深化させていきます。特に1人1台端末の効果的な活用は、その鍵となるものであり、個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実、教員の指導力の向上とともに取り組んで参ります。
こうした子供たちの学びの基盤となるのは、安全・安心な学校風土の醸成です。すべての子供たちが大切にされていると感じることができ、安心して楽しく通える魅力ある学校づくりを進めます。また、不登校などにより学びにアクセスできない児童生徒ゼロを目指し、教育相談体制や学校内外の教育支援センターの充実を推進します。
本年も、学校や地域、関係する皆様との風通しの良い関係を基に、すべての子供たちの、健やかな成長と学びの充実のため、全力で取り組んで参ります。