本県では、2022年度から「学びの変革」と「学校の在り方の変革」を柱に掲げ、「第７次福島県総合教育計画」による施策を展開しております。
「学びの変革」とは、個別最適化された学び、協働的な学び、探究的な学びへの転換を進めることであり、多様な個性をいかし、対話と協働を通して、多様性を力に変える教育へと教育の質的な転換を成し遂げるということでもあります。
同時に、その実現のためには「学校の在り方の変革」も重要であり、働き方改革などにより質の高い教育活動を展開して、本来の学校の役割を果たすことが求められています。これらの実現に向けては、保護者や児童生徒、地域住民など、本県の教育に関わるすべての方々と目指す方向性を共有し、社会に開かれた学びの在り方を進めていくことが重要です。
県教育委員会では、多様な主体との連携をするとともに、地域社会に向けて積極的な情報発信も行うことで、「学びの変革」の実現を進めております。
本年も、震災からの復興と地方創生に向けて、保護者や地域の方々との対話を大切にしながら、学校現場と思いを共有し、「福島ならでは」の教育を推進して参ります。
