本県は2021年12月に策定した「県立高等学校再編将来構想」に基づき、県立高校の魅力化・特色化、再編の取組を進めています。このうち、中高一貫校、新しいタイプの定時制・通信制高校、夜間中学が本年4月に開校を迎えます。
中高一貫校では、明和、津島、半田、刈谷の第一次導入校4校が開校します。この4校では、探究学習を通して、これからの時代に求められる「チェンジ・メーカー」を育成します。また、来年に開校する第二次導入校7校では、探究学習に加えて、不登校やものづくりなど本県らしいテーマにも取り組みます。
新しいタイプの定時制・通信制高校では、全日制・昼間定時制・通信制の3課程を一つの学校内に置き、課程間をフレキシブルに行き来して学べる「フレキシブルハイスクール」を本年4月に4校開校し、不登校経験者など多様な学習ニーズをもつ生徒にとって学びやすい環境を整えます。
夜間中学では、本年4月に1校、来年4月に3校を開校し、日本語指導が必要な外国にルーツをもつ生徒や、不登校などの理由により中学校に十分に通えなかった生徒への日本語の基礎指導や義務教育段階の学び直しの環境を整えます。
今後も、社会や時代の変化や多様化する生徒の学習ニーズを敏感に捉え、子供たちが学びたいと思える学校・仕組みづくりを進めていきます。