金沢大学人間社会学域学校教育学類附属高等学校は三谷産業と生徒の出欠管理システム｢neconome(ねこのめ)｣を共同開発した。
同システムでは生徒が教室に掲示されているQRコードをスマートフォンで読み込み出席登録、または保護者がスマートフォンから欠席・遅刻登録を行う。これらのデータは校務支援システムに移行・集約され、教員は生徒の出欠状況をリアルタイムで一元的に把握できる。
2024年10月から高校1年生を対象に実証実験を行ったところ、始業前の教員間や保護者との連絡時間を約40％削減。円滑な情報共有により教員の負担軽減や、生徒の状況把握および1人ひとりに適した対応を実現。この結果を受け4月より全学年で運用を開始した。
教育家庭新聞 教育マルチメディア 2025年4月21日号掲載
