変化が激しく予測困難な時代において、子供たちには、主体的に深く学び変化にしなやかに対応し行動していくことが求められており、「確かな学力」の育成とそれを支える教職員の働き方改革が必要となっています。
また、ICT技術が加速度的な進展をみせており、学校教育においてもこれらを効果的に活用していくことが求められております。
このため本県では「探究型学習」の推進による「確かな学力」の育成に加え、子供の情報活用能力の育成や学校におけるICT環境の充実、教員の指導力向上に計画的に取り組んでおります。
また、第Ⅱ期となる働き方改革プランの下、チェックシートを活用したPDCAサイクルの構築等による、教職員の更なる意識改革及び、部活動改革や外部人材の活用等による長時間勤務の要因への対応を図り、教職員が働きやすい環境の整備に努めております。また、今年度から新たに、小学校における大卒新採教員について、学級担任を持たせず、教科担任・副担任として配置するなど、新採教員の負担を軽減しながら育成していく取組を展開しているところです。
今後も「第6次山形県教育振興計画」に掲げる「人間力に満ちあふれ、山形の未来をひらく人づくり」の実現に向け、子供の学びの充実や教職員の働き方改革に努めて参ります。