本県は、2021年度に策定した「第3期教育振興基本計画」で、教育を通して目指す姿として「すべての県民が生き生きと自分らしく暮らせる『真の幸せ(ウェルビーイング)』の向上」と「『誰1人取り残さない』持続可能で包摂性のある社会の実現」を掲げ、そのため「課題解決型の教育」の展開、「ICT教育」の推進、「チーム富山教育」の実現に向け、様々な施策を展開しています。
課題解決型の教育については、「とやま新時代創造プロジェクト学習推進事業」を実施し、効果的な実践や成果等の共有に取り組んでいます。ICT教育については、1人1台端末を活用した授業実践に向けての研修を充実させるとともに、働き方改革の推進にも努めています。
チーム富山教育については、PTAと連携した「親学び講座」の実施や、地域と連携したコミュニティ・スクールや部活動の地域移行の取組を進めています。
昨年5月に本県でG7富山・金沢教育大臣会合が開催されたことを契機として、「教育県富山」の良き伝統を継承・発展させながら、未来を担う子供たちが健やかにたくましく成長できるよう、「とやまの新しい教育」の創造をめざし、市町村教育委員会や関係機関、家庭・学校・地域の皆様と連携・協力しながら、実効性のある施策の推進に一層努めて参ります。