本県は「豊かな学びで未来を拓く埼玉教育」を基本理念とした第3期埼玉県教育振興基本計画が最終年度を迎えており、今年度を総仕上げとして各種施策を着実に進めているところです。
今年度の取組として、小中学校では、SDGsのテーマの中から、地域の特性や課題に応じた研究テーマを選定し、総合的な学習の時間を中心に、地域の民間企業やNPO等の団体と連携しながら探究的な学習を行っています。
高等学校では「県立高校学際的な学び推進事業『学・SAITAMAプロジェクト』」の中で、環境問題や食品ロス問題等、生徒が設定した課題について、探究活動を他教科や外部機関と連携して実施しています。
教科や学年、時には学校の枠を越えて学び、課題に対して自ら答えを見出していくための資質・能力を子供たちに身につけさせることで、持続可能な社会の創り手の育成に取り組んでいます。
「学力向上」は、学校に求められる最優先の課題です。その実現に向けては、ICTを活用することで、これまで以上の多様な学びをもたらす、学習成果が得られるはずです。
今後も、新たな時代を歩む子供たちの学びに効果的にICTを活用することで、教育DXを推進し、誰1人取り残されない児童生徒1人ひとりの個別最適な学びの実現を図って参ります。