本県は、「夢は学びの原動力」と捉え、児童生徒の「やってみたい」「そうなりたい」という「夢」を育み、それに挑戦していく経験を通して、意欲や自信、忍耐力、コミュニケーション力などの「非認知能力」を養う「夢育」に取り組んでいます。
まず授業では、1人1台端末の活用や、授業観・指導観といった「観」の転換による授業改善を進め、1人ひとりの児童生徒を主語にした個別最適で協働的な学びを実現しながら、確かな学力の定着を図っています。
その上で、総合的な学習(探究)の時間等を活用して、児童生徒が自らの「夢」につながる課題を設定し、友人や専門家、地域の人々と協働しながら、その解決を模索していくPBL(課題解決型学習)に取り組むことで、問題発見・解決能力や情報活用能力、言語能力を養っています。
また、学校の枠を越え探究の成果を発表できる機会を設けることで、意見交換したり、質問に答えたりする中で、更に自分の考えを深めることができる場を増やしています。
このように学校生活の中で、発達段階に応じ、自ら判断し、自己決定する場面を増やし、自らの取組を振り返ることで、先を見通すことが難しい時代にあっても、自分の頭で考え、自分の言葉で語り、自分の意志で行動できる岡山の子供たちを育てて参ります。