本県は、2017年3月に策定した「第2期宮城県教育振興基本計画」で本県教育の目指すべき姿を示しており、その実現に向けて、独自の取組である生きる力を育む「志教育」の推進をはじめとした様々な施策を展開しています。
現在、新学習指導要領の実施や、教育機会確保法を踏まえた多様な学びの場の提供、コロナ禍で急速に進んだICT化などの教育を巡る変化に対応するため、計画の見直しを進めています。
新たな計画においては、施策全体を横断する視点として「教育DXの推進」と「持続可能な学校教育の推進」を掲げ、各施策におけるICTの積極的な活用と、児童生徒が豊かに学び続けられるよう、教員が誇りと活力を持って働ける環境づくりを進めます。
今後、本計画に基づき、1人1台端末を効果的に活用した授業改善や、子供たちが楽しみながら体を動かすことを通じた体力・運動能力の向上、「どこにいても、誰かとつながっている」ことをコンセプトにした個々の児童生徒の状況に応じた支援などの取組について、学校・家庭・地域の連携を更に深め、進めていきたいと考えています。
本年も、学校現場と悩みや感動を共有しながら、子供たちの明るい未来のために、将来の夢や希望を持って学ぶことができる教育環境の実現に全力を尽くして参ります。