本年は、本県の教育基本計画である「第3期ひょうご教育創造プラン」が、2023年度末で計画満了となり、第4期プランがスタートする年となります。
第4期プランでは、「絆を深め、在りたい未来を創造する力の育成」を重点テーマに掲げ、これまで以上に社会全体で子供の成長を支えながら、新しい時代の教育を切り拓いていきたいと考えています。
内容としては、コミュニティ・スクールなどの「地域とともにある学校づくり」の推進や、兵庫型体験教育(小5での自然学校、中2での「トライやる・ウィーク」等)、不登校対策などの喫緊の課題に取り組みます。
なかでも、不登校対策については、学校、地域、支援関係機関、教育行政が相互に連携して課題に取り組む「ひょうご不登校対策プロジェクト」を昨年に立ち上げており、学校内外において、個々の児童生徒の状況に応じた支援をパッケージで展開していきます。
また、教員不足対策では、教員志望者の確保に向け、採用試験日を6月15日へ前倒しするとともに、「特別免許状授与を前提とした特別選考の拡大」や「教員免許状取得期間猶予の付与を前提とした特別選考の実施」など、多様な人材の確保にも取り組んでいきます。
今後も、兵庫が大切にしてきた絆を深めつつ、こころ豊かで自立する人づくりを目指します。