本年は、北海道が目指す教育理念である、「自立」と「共生」の下、「子どもたち1人ひとりの可能性を引き出す教育の推進」、「学びの機会を保障し質を高める環境の確立」、「地域と歩む持続可能な教育の実現」の3つを柱とする、新たな「北海道教育推進計画」の2年目となります。
本計画では、北海道の児童生徒の課題である、学力・体力の向上や、地域と学校の連携・協働、「個別最適な学び」や「協働的な学び」の実現に向けた、ICT活用といった学びに関する施策のほか、いじめ・不登校の防止や、教員の養成・採用・研修の一体的な改革、学校における働き方改革など、様々な施策を着実に推進することとしております。
こうした施策の推進に当たっては、学校・家庭・地域・行政による連携を、これまで以上に深めることが重要となります。
北海道教育委員会といたしましては、広域分散である本道の地域ごとに特色のある暮らしや、資源、文化、産業を教材として生かし、学校教育・社会教育それぞれが有機的に連帯し、すべての人が生涯にわたって学び続ける意欲を持てる、特色と魅力に溢れる教育を実現できるよう、全力で取り組んで参ります。
