第3期福井県教育振興基本計画の最終年度に向け、個性を「引き出す教育」や学びを「楽しむ教育」をさらに進めます。
本県は、探究学習先進県として、県内企業と連携し、今年度新たに「ふくい探究学習サポート企業」を募集し、県内企業の社員が高校生の探究学習を支援したり、「高校生探究フォーラム」において大学教授など有識者がアドバイスすることを開始し、生徒自身が探究活動を深めていきます。
また理系人材育成について、小中学校では、理系の楽しさや面白さを体感できるサイエンスショーや、科学者から研究の楽しさや魅力を直接聞く出前授業、高校では、女子生徒が県内外のIT企業を訪問し女性社員と意見交換する事業を開始し、児童生徒の理系分野への興味関心やキャリア教育を一層高めます。
教育DXでは、小中学校のモデル校で1人1台端末を積極的に活用する授業を開始し、他校教員が公開授業に参加することで、授業におけるICT活用を広げます。また教室と別の居場所を校内に設け、不登校児童生徒の支援員が常駐する校内サポートルームを拡充するなど、多様な学びが必要な児童生徒への支援を広げ、教員の働き方改革にもつなげます。
教育振興基本計画の仕上げに向け、1人ひとりの個性が輝くふくいの未来を担う人づくりを推進して参ります。