青森県教育委員会は、教育施策の方針として「郷土に誇りを持ち、多様性を尊重し、創造力豊かで、新しい時代を主体的に切り拓く人づくり」を掲げ、様々な施策に取り組んでいます。
また、現在、これまでの成果や新たな課題等を踏まえ、2024年度以降を計画期間とする新しい教育振興基本計画の策定を進めております。
将来の予測が困難な時代にあっても、子供たちが心身ともに健やかに成長し、持続可能な社会の担い手として活躍するためには、時代の変化や多様なニーズに対応した教育環境と質の高い教育プログラムを整備するとともに、教職員が子供と向き合う時間を十分に確保することが必要です。
そのため、今年度からすべての県立高等学校において、地域への理解を深める探究型学習「あおもり創造学」に取り組み、「ふるさとあおもり」への愛着や誇り、夢を抱き未来に向かって挑戦する意欲を醸成するほか、異文化理解の促進やグローバル人材の育成に取り組んでいます。またICT教育サポーターをはじめとした外部人材の活用や校務のデジタル化を一層推進し、教育DXの実現に取り組んで参ります。
今後とも、未来を担う子供たちに夢を与え、青森に誇りを持つことができるような教育を目指し、市町村、家庭や地域社会の皆様と連携を図りながら、教育施策の充実に努めて参ります。