本県は、「あいち県民の日」(11月27日)の創設を契機として、経済界・労働界・教育界とともに「休み方改革」を推進し、ワーク・ライフ・バランスの充実と生産性向上による地域経済の活性化を目指しています。
この取組の一環として教育委員会では、公立学校を対象に、「県民の日学校ホリデー」と、「ラーケーションの日」を創設し、家族と子供が一緒に過ごせる仕組みづくりを進めています。
「県民の日学校ホリデー」は、毎年11月21日から27日までの「あいちウィーク」期間中の平日1日を、学校や市町村が指定して学校休業日とするものです。地域の自然、歴史、風土、文化、産業等についての理解と関心を深める体験的な学習活動等に、家族などと一緒に参加することで、愛知への愛着と県民としての誇りをもつ契機とするとともに、保護者の有給休暇の取得を促すことも目指しています。
「ラーケーションの日」は、学校外での体験や学びの活動を、子供が保護者等と一緒に計画し、平日に実行できる日で、校外での自主学習活動のため、学校に登校しなくても欠席とならず、保護者等の休暇に合わせて年3日まで取得できる全国初の試みです。
これらの取組で子供が家族と一緒に豊かな時間を過ごし、すべての子供たちの可能性を引き出す学びにつながるものと大いに期待しています。