岡山県教育委員会は児童生徒のスマートフォンや端末の利用状況の実態を把握するため小学校4年生から高校3年生を対象に調査を実施。県内の小学校33校、中学校32校、高等学校17校を抽出し、各学年から1クラスを選んで調査が行われた。
調査によると端末を学習に利用している割合は小学校82.8%、中学校80.6%、高等学校83.3%と全校種で8割を超え、全国と比較しても高い結果。
ネット利用により嫌な経験をしたことがある割合は全校種で前年度より減少。スマホを所持している児童生徒のうちペアレンタルコントロールを利用している割合、フィルタリングを設定している割合は全校種において前年度より増加した。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2024年6月3日号掲載