熊本大学は台湾の半導体受託製造企業であるTSMCと半導体分野の研究および人材育成における産学連携に関する協定を3月に締結した。TSMCが熊本での工場(JASM)建設を決めた後に国内の大学と連携協定を結ぶのは今回が初。
JASM設立により半導体分野の人材育成・確保が喫緊の課題となる中、熊本大学は4月に学部相当組織「情報融合学環」を新設、工学部に学科相当の「半導体デバイス工学課程」を設置した。連携協定を機に半導体分野における研究・人材育成の促進が期待される。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2024年5月6日号掲載