奈良県天理市は2024年第1回市議会定例会において「みんなの学校プロジェクト」を、より大胆に進めることを並河健市長が明らかにした。学校に公民館など公共施設の機能を持たせることで地域連携型小規模校として発展させる。
さらに2024年度から「学校三部制」を全面的に導入。従来の授業時間帯における教育を「一部」、学童保育やアフタースクールなど課業外の学びを「二部」、その他の地域活動などを「三部」と位置付け、学校における働き方改革と地域連携の両立を図る
2024年4月から子育て応援・相談センター「ほっとステーション」を開設。全ての公立学校園所、学童保育所に対する保護者からの改善の要望や相談に一元的に対応し、教員の負担軽減に向けた抜本的な課題解決を目指す。
教育家庭新聞 新学期特別号 2024年4月15日号掲載