本県は、昨年3月に策定した第三期教育振興基本計画で、教育を通して目指す姿として「すべての県民が生き生きと自分らしく暮らせる『真の幸せ(ウェルビーイング)』の向上」と「『誰一人取り残さない』持続可能で包摂性のある社会の実現」を掲げています。このため「課題解決型の教育」の展開、「ICT教育」の推進、「チーム富山教育」の実現に向け、新学習指導要領に対応した様々な施策を展開しています。
課題解決型の教育については、「県立学校プロジェクト学習推進事業」を実施し、効果的な実践や成果等の共有に取り組んでいます。
ICT教育については、社会のDX加速に対応するため、1人1台端末を利用した授業改善に取り組み、働き方改革の推進にも努めています。
チーム富山教育については、PTAと連携した「親学び講座」の実施や、地域と連携したコミュニティ・スクールや部活動の地域移行の取組を進めています。
本年5月に本県でG7富山・金沢教育大臣会合が開催されることを契機として、「教育県富山」の良き伝統を継承・発展させながら、未来を担う子供たちが健やかにたくましく成長できるよう本県教育の充実発展のために、市町村教育委員会や関係機関等と協力し、家庭・学校・地域の皆様と連携・協力しながら、実効性のある施策の推進により一層努めて参ります。