本県は「未知の世界に果敢に挑戦する、夢と志あふれる『人財』の育成」を基本方針とし、各種施策の推進に取り組んで参りました。
「徳島県GIGAスクール構想」により、県立学校においても1人1台端末を整備しており、2022年度は小・中・高・特別支援学校を通じ「教科・科目のねらいにせまる効果的な活用」の実現に努めております。
1人1台端末の活用について、高等学校では、探究活動の中で県内外や海外の方から収集したデータを元に考察したり、特別支援学校では、生徒が仮想空間上で校舎を再現し、県内全特別支援学校間で交流したりするなどの「徳島ならでは」の好事例が創出されています。県教育委員会では今後も、こうした好事例を、学校段階を超えて展開し、ICTの特性を生かして学習効果を最大限に高める取組を推進して参ります。
ほかにも、「エシカル・高校生委員会」や「NGLサミット」、「世代を超えて開かれつながる社会教育推進事業」等において、高校生自らが社会課題解決に向け、ICTを活用して他校生等と協働して取り組み、その成果を発信しています。
2023年度も引き続きICT活用を基盤とし、教育DX・GXの更なる進化を推進し、「ふるさと徳島」に誇りを持ち、未来を切り拓いていく「人財」の育成に取り組んで参ります。