本県は「人口減少に打ち勝ち、笑顔で暮らせる島根」の実現を目指し、「島根創生計画」による取組を進めています。「人づくり」のゴールは若者が地域の活力の源になること。島根の未来を考え、自分の役割に思いを馳せる子供を育むことが大切で、教育への期待は大きくなっています。
子供たちの将来の選択肢を拡げ、一人ひとりが選んだ夢の実現を支援するため、小・中学校では専門家による出前授業、「なぜ?」という疑問が「なるほど!」という納得感ある学びにつながる本物に触れる学習の実施等、高校では高校魅力化コンソーシアムの取組や各校のグランドデザインに沿った学力育成を行う各校提案型の高校生学力育成事業等で、確かな学力と学び続ける意欲を育成しています。また接続期の子供を一体的に育成する幼小連携・接続の推進や、特別支援学校での地域との連携・協働にも取り組んでいます。
島根の教育の特徴は、子供たちが人から直接学ぶことです。小中学校の「ふるさと教育」や高校の「地域課題解決型学習」で、実社会の人から、人生や経験・知識など生の「人の暮らし」を学んでいます。こうした学びと学校の教科で学んだことを結びつつ、子供たちの「学びたい」という気持ちを大切に、ふるさと島根への愛着と誇りを醸成しながら、未来を切り拓く「生きる力」を育んで参ります。
