次代を担う若い世代の育成は、本県の将来の発展にとって、極めて重要であり、子供たち一人ひとりの成長を支える教育の充実に取り組んでいます。
今年は、小中学校において、学力向上施策「沖縄県学力向上5か年プラン・プロジェクトⅡ」の充実期にあたります。少人数学級の推進や学習支援員等の活用など、きめ細かな指導体制の充実を図るほか、ICT等を活用した「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的な充実を図り、自立し主体的に学習できる児童生徒の育成、そして確かな学力の定着に取り組みます。
高等学校においては、新学習指導要領の着実な実施に向けて、単元開発、授業研究、指導と評価の一体化の研究等を行い、生徒が学習内容を深く理解できるよう、引き続き授業改善に取り組んで参ります。
また、GIGAスクール構想については、ICT機器等を活用した教育DXを推進するため、本庁及び県立総合教育センターを、横断的につないだ沖縄教育DX推進プロジェクトチームを立ち上げ、学校支援に努めて参ります。
「不易を知らざれば基立ちがたく、流行を知らざれば風新たならず」の「不易流行」を念頭に、これまでの教育実践の成果を継承しつつ、新しい時代に必要な学びを推進し、本県教育の充実・発展に努めて参ります。
