本県は、第3次岡山県教育振興基本計画において、「社会に開かれた教育課程」を目指し、地域との連携・協働を一層推進する中で、さらに充実した岡山の教育の実現に向け、取り組んでおります。
世の中が予測困難な時代となる中では、多くの知識を詰め込むだけでなく、その知識をどう使い、自分の人生や社会のためにどう生かそうとするのかが重要です。
こうした力を育むためには、教師が教える授業から、子供たちが学ぶ授業への転換が必要です。子供たちは、生涯にわたって学び続けていくことが必要であり、私たちはこれまでの指導観を転換して、子供を主語にした授業や活動の中で、自己決定する場を設けながら、子供たちの主体性を育んでいかなくてはなりません。
このような学びを一層促進するため、子供たち自身が課題を設定し、主体的にその解決に取り組む課題解決型学習の充実や、一人ひとりの理解度に応じた「個別最適な学び」や、子供同士だけでなく地域等の多様な方との「協働的な学び」を、効率的・効果的に進めることができる、ICTの積極的な活用に取り組みます。
新型コロナウイルス感染症の影響が続きますが、子供たちの健康と安全を第一に考えながら、子供たちが自信を持ち、自立した人間へと成長できるよう、各種施策を推進して参ります。