今年は、次の3つをテーマに掲げ、取組を進めて参ります。
まず「誰一人取り残さない学びの保障」。2024年4月開校を目指し、夜間中学の整備を進めます。また一人ひとりに寄り添った特別支援教育の充実や、スクールカウンセラー及びスクールソーシャルワーカーの拡充等による安全・安心な学校づくり、学校の長寿命化等も進めます。
次に「きめ細かな教育による学力の向上とグローバル人材の育成」。学力の向上に向け、教員の指導力向上、児童生徒が主体的・能動的に学び続ける力の育成に取り組みます。またICT教育は、1人1台端末の次のステップとして、AIを活用した学習データの分析・学習課題の可視化等も進めます。さらに、外国語教育・国際教育の充実により、英語教育日本一を目指します。
最後に「魅力ある学校づくり」。県立高校における新たな学科の設置や地元市町村・企業等との連携強化などの魅力化に注力し、これまで以上に各校の特色化を進めます。またDXや民間活力の活用、中学校部活動のあり方の見直しなど、教員がしっかり子供たちと向き合えるような環境をつくり、教員確保へ向けた働き方改革を推進します。
子供たちの夢を育み、夢を実現させるために何ができるかを考え、私が先頭に立ち教育委員会が一丸となって全力で取り組んで参ります。