鹿児島県は、豊かな自然、日本の近代化をリードした歴史等の豊富な学びの資源を活かし、「夢や希望を実現し未来を担う人づくり」のための取組を進めています。
今年度は「学校教育ICT推進班」を新設し、学校種の枠を超えて「教育の情報化」の施策を一体的に進める体制を整えました。現在この班を中心に授業づくりの支援や企業等からの講師派遣、教職員のためのプラットホーム「KagoGIGA情報交流室」の活用促進等に取り組んでいます。さらに県全体におけるICTの活用を推進するため、指導主事やICT専門家からなる支援チームを編成し、市町村教育委員会や学校への指導・助言を行っています。
また、離島や中山間地域の多い本県において、学校は学びの場であるとともに地域振興の核としても重要な役割を果たしており、特に地域の県立高校の活性化のための取組は欠かせません。今後は、ICTを活用した遠隔授業や小規模校同士のグループ化等の学校間連携を積極的に行い、すべての子供たちが学びたいことが学べ、充実した毎日が送れるよう、魅力的な教育活動を推進して参ります。
さて今年は、当県において全国高等学校総合文化祭「2023かごしま総文」、「燃ゆる感動かごしま国体・かごしま大会」が開催されます。全国の皆様のお越しを心よりお待ちしています。