本県は『広島版「学びの変革」アクション・プラン』を掲げ、「主体的な学び」を促す教育活動を全国に先駆けて実践してきました。また「広島県教育に関する大綱」では、社会環境や国際情勢等が急速に変化していくことが想定される中、新たな時代に対応した取組に果敢にチャレンジしていくこととしています。
このため、昨年は児童生徒一人ひとりの学習進度や能力、関心等に応じた多様な学びの選択肢の一つとして「SCHOOL“S”」を開校、児童生徒の来室での支援と、オンラインによる支援も提供してきました。
また“探究的な学び”を支援するため、県立図書館内に「ひろしま子どもサイエンスライブラリー」をオープンし、宇宙・恐竜などの自然科学分野の図書約2千冊を新たに加え、イラストを多く含む図鑑や天体模型なども展示しています。
そしてこの春、新しい公立高等学校入学者選抜制度を実施。現行制度が導入されて以来、約20年振りの大改革になります。15歳の子供たちに「自己を認識する力」「自分の人生を選択する力」「表現する力」の3つの力を身に付けてほしいと願っています。
今年も、子供たちの「学びたい!」「やってみたい!」という気持ちを大切にし、すべての子供たちが右肩上がりに成長できるよう、私たちは「前へ!」と果敢にチャレンジしていきます。