本県は、県教育振興基本計画に基づき、個性を「引き出す教育」や、学びを「楽しむ教育」を推進しております。
県立高等学校では、魅力化の取組として新学科・新コースを設け、生徒の主体的な学びへの転換を進めています。
また、今年度、本県が事務局となって開催した「第2回全国高校生プレゼン甲子園」には、全国34都道府県から441チームの参加がありました。来年度も探究活動の発表の場として全都道府県からの参加をお待ちしています。来年度、本県で開催される第33回全国産業教育フェアでは、新たにビジネスアイデアコンテストを企画しています。全国の専門高校等の生徒による学習の成果発表、交流の祭典になることを願っています。
その他、県独自の共通科目「ふくいの産業」、特別支援学校での遠隔操作ロボット導入やⅤR機器による高校通級指導等も行っています。
また、小中学生に対しては、今年度、企業等と連携した「SDGsオンライン講座」や「福井県子ども俳句コンクール」を実施しており、社会に目を向け主体的に考える力、創造力や表現力を育んでいます。
さらに、今年度内に県学校教育DX推進計画を策定し、学びの変革、働き方改革の両面でICTの活用も図っていきます。
本年も、個性が輝くふくいの未来を担う人づくりを推進して参ります。