千葉県総合計画「新しい千葉の時代を切り開く」がスタートしました。教育に関しては、「子どもの可能性を広げる千葉の確立」を基本目標とし、新しい時代に対応する「生きる力」を持ち、本県の未来を担う人材の育成を目指しています。
一人ひとりの可能性を広げるためには、子供たちの学習意欲を高める質の高い授業づくりが求められます。その手立ての一つとして、今年度から本県独自に、算数や体育などの専門的な教科指導を行う教員等を小学校の低中学年に配置しています。配置校では、わかりやすく魅力あふれる授業が展開されています。
また、ICTの活用により、一人ひとりの教育的ニーズや理解度などに応じた学習や、各教科等の学びをつなぎ社会課題の解決に生かす探究的な学習を推進することも重要です。県内の優れた取組を共有できるようにし、県全体で効果的な活用を進めて参ります。
さらに、子供たちの職業理解を深め、目的意識に基づいた主体的な進路選択に導くための、発達段階に応じたキャリア教育にも取り組みます。
今年は、千葉県生誕150周年の節目の年です。将来にわたって、ふるさとを支え、地域を基盤として世界でも活躍していける人材の育成を目指して、家庭・学校・地域の皆様と連携しながら、「ちばの教育の力」を高めて参ります。
