本県の子供たちや学校現場を取り巻く状況は、急速な少子化や子供たちの多様化、デジタル化の加速度的進展等により、大きく変化しています。
こうした状況変化に対応すべく、本県では「青森県教育振興基本計画(2019~2023年度)」に基づき、あおもりの今と未来をつくる人づくりに向けて、諸施策を推進しています。
今後の主な取組としましては、若者の県内定着の促進、学校における働き方改革やICTの効果的な活用、不登校対策や幼児教育、学校・家庭・地域の連携・協働に重点的に取り組むほか、縄文遺跡群の普遍的価値の未来への継承、第80回国民スポーツ大会の本県開催を契機とする県民のスポーツ意欲の向上や健康づくり等に力を入れて参ります。
中でも、県民の健康づくりに関しては、肥満傾向児の出現率が全国に比べて高い本県の現状を踏まえ、全県を挙げて取組の強化が必要と考えております。そのため、子供と保護者の運動習慣の定着や食習慣の改善等について、関係部局、県内市町村及び関係団体等と連携して取り組んで参ります。
今後とも、郷土に誇りを持ち、多様性を尊重し、創造力豊かで、新しい時代を主体的に切り拓く人づくりに向けて、市町村、家庭や地域社会の皆様と連携を図りながら、教育施策の推進に努めて参ります。
