茨城県取手市教育委員会は9月27日、取手市立取手西小学校の生活科で「給食室模擬探検授業」を実施した。パナソニック教育財団の助成を受けており、「テレプレゼンスロボット(遠隔操作により移動可能なビデオ会議ロボット)」を活用。
給食室に設置したロボットと教室内の端末・大型提示装置をつなぎ、児童は教室からロボットを遠隔操作して調理の様子を観察。現場の調理員ともオンラインで交流した。給食後の片付けも観察し、自分たちの食べ残しやごみ処理機から作った堆肥を見ることで、食品ロスへの意識づけや感謝の気持ちを育んだ。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2023年11月6日号掲載