島根県の松江工業高等専門学校は、ものづくり教育に関する意見交換を行うため、益田市内の小中学校の教員3人との交流事業を2月22日に実施した。当日は同校の学生が開発し、小中学生向けの工作教室で実施している「オリジナルミニカーの製作」を題材として、午前中に3DCADによる設計、午後にレーザー加工機などを使用した機械加工やオリジナルカーの組み立てを実施。組立後は専用コースでの試走が行われた。
「今後の児童生徒の指導方法を考える上で有意義な経験となった」、「今後は児童生徒と教員が同時に実施できる講座を行ってほしい」などの意見が上がり、双方にとってメリットのある交流となった。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2023年4月3日号掲載