長崎県教育委員会は県立学校に顔認証システム(4700ライセンス)を導入するため2月、公募を実施した。
導入開始は2023年4月からの5年間を想定しており3月中に事業者を決める予定。
顔認証システムは仮想OSでも導入可能なものとし、リモート接続時やキャッシュ情報でも認証が可能であること、認証基盤はプラグインを追加することで顔認証以外(指紋、指/手のひら静脈)の生体認証及びICカード認証にも対応可能で、2要素以上を自由に組み合わせできること、なりすまし防止機能として「認証時に顔の左右向きを指定して動作を確認できる」「顔認証に失敗した際、日付、端末名、利用者名、利用者の顔認証情報をサーバに保存できる」「認証後も利用者の所在を定期的に確認し、本人を検出できない場合もしくは他人を検出した場合に端末を画面ロックする」仕組みも求めている。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2023年3月6日号掲載