静岡県裾野市教育委員会(小学校9校・中学校5校)は2月、校務用端末及び校務用ネットワーク基盤更改に関する公募を開始した。それによるとゼロトラスト環境の実現を想定。学校外からも安全に校務基盤等にアクセスできる仕組みを構築すると共に校務・授業の両方で利用できる端末1台に集約する予定。新たな校務基盤は、Azure AD及びMicrosoft365を校務用ファイルサーバとして利用することを想定しておりMicrosoft 365 A3以上を指定。なお校務支援システムは導入済のものを使用する。セキュリティに関しては、Microsoft365 Defender for Endpoint Plan2以上を用いたセキュリティ対策を行う予定。
校務用端末の仕様にWindowsHelloに対応した顔認証カメラの内蔵も盛り込んでいる。職員室内にも無線環境を構築。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2023年3月6日号掲載