兵庫県芦屋市教育委員会(小学校8校・中学校3校)は、2026年9月に次期ネットワークシステムの更新を完了するとともに統合型校務支援システムのクラウド化も行う予定で準備を進めている。クラウド・バイ・デフォルトの原則に従ったネットワークシステム構築に向け、専門的な知見を有する学校DXアドバイザーを導入するため2月、公募を開始した。2027年3月まで複数年度の契約としてGIGAスクール運営支援センターにも位置付ける考え。仕様書によると以下の業務の支援を想定。▽次期ネットワーク・システム更新▽情報システム・機器選定▽1人1台端末更新(24・25年度予定)▽統合型校務支援システム導入とクラウド化▽学校図書館システムの更新・構築▽セキュリティポリシー改訂▽1人1アカウント導入・運用(Microsoft365)▽現行システムで可能な校務DX化▽校務系と学習系のデータ連携▽未導入システムの情報提供(保護者連絡システム、庶務管理システム、テレワーク等)
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2023年3月6日号掲載