東京都教育委員会は、支援が必要な子供たちの居場所・学びの場として、仮想空間上に「バーチャル・ラーニング・プラットフォーム」を用意。都が専用のスペースを構築し、各区市町村はそれぞれのフロアで学習支援や進路相談などを行っていく。
相談スペースでは子供たちがアバターを使ってオンライン支援員に相談できる。交流スペースで友達と会話をしたり、授業スペースではビデオ会議ツールを使って一斉学習が行われる。2022年度は新宿区教育委員会がプラットフォームのデモ運用を12月から開始し、日本語指導や不登校支援において活用方法を検証する。2023年度は成果を踏まえた上で、順次事業の充実と拡大を図っていく。
教育家庭新聞 新春特別号 2023年1月1日号掲載