東京都では、2021年3月に東京都教育施策大綱を策定し、東京が目指す教育を「誰一人取り残さず、すべての子供が将来への希望を持って、自ら伸び、育つ教育」と示しました。
その実現には、「子供の意欲を引き出す学び」、「社会全体で支える学び」、「デジタルを活用した学び」の3つの学びを連携させ社会の変化に柔軟に対応していく必要があります。
さらに、このような教育の在り方を社会全体で共有することで、子供たちの成長を支えていきます。
こうした姿を「東京型教育モデル」として位置づけ、各施策を推進しています。
また「東京型教育モデル」では、子供たちの個性や能力に着目した、最適な学びの実現、思いやりの心を育てるなど、共生社会の実現に向けた教育の充実などを図っています。
これらの取組を、デジタル技術や、東京の強みである社会の力を活用し、学校や地域社会が連携して実践して参ります。
新型コロナウイルス感染症との闘いはいまだ続いており、学校現場においても、警戒の手を緩めるわけにはいきません。そのような中にあっても、子供たちを社会全体で大切に育み、すべての子供が笑顔で、自ら伸び、育つ教育を実現して参ります。