本県では、昨年4月に「栃木県教育振興基本計画2025―とちぎ教育ビジョン―」をスタートさせました。「とちぎに愛情と誇りをもち 未来を描き ともに切り拓くことのできる 心豊かで たくましい人を育てます」を基本理念とし、様々な施策を推進しております。
本計画の基本目標の一つ目に、全ての教育活動の前提として、学びの場における安全を確保することを掲げました。2017年3月に発生した那須雪崩事故のような痛ましい事故を二度と起こしてはならないという決意のもと、学校における全ての教育活動の安全管理の徹底と安全教育の充実に取り組み、学びの場における安全の確保を図って参ります。
その上で、学校教育の情報化や多文化共生に向けた教育など、教育をめぐる社会の状況の変化を踏まえた取組を推進し、自分が目指す未来を切り拓く力を育成します。
また、本年は「いちご一会とちぎ国体・とちぎ大会」が開催されます。児童生徒が両大会のボランティア活動等に参加するなど、子供たちが夢や目標をもつ上で貴重な機会になるよう努めて参ります。
本年も、とちぎで育つすべての子供たちが安心して学び、自分の可能性を存分に伸ばせる教育の実現に向けて全力を傾注して参りますので、皆様の御理解と御協力をお願い申し上げます。