2022年度から高等学校において、新学習指導要領が年次進行で実施されます。
滋賀県では、高等学校学習指導要領の改訂に向け、「主体的・対話的で深い学び」を目指した授業づくりやカリキュラム・マネジメント、各校における評価指標の作成に取り組むため、「学びの変革」発展プロジェクトを実施し、リーディングスキルテストを活用し「読み解く力」の育成を図るほか、「探究する力」の育成に取り組んできました。
また、高校教育改革を見据え、2021年度には産業教育審議会、県立高等学校在り方検討委員会から答申をいただき、現在、「(仮称)これからの滋賀の県立高等学校の在り方に関する基本方針」の策定に向けた検討を進めています。
高等学校では、成年年齢の引き下げを踏まえ、生徒一人ひとりに社会で求められる資質を育み、生涯にわたって探究を深める未来の創り手を育成することが、これまで以上に重要となってきています。さらに、1人1台端末の導入やスクールポリシー策定に向けての取組など、高校教育を取り巻く環境は、大きな変革の時期を迎えています。
次代を担う子供たちが、変化の激しい時代に柔軟に対応し生き抜く力を身につけられるよう、滋賀らしさを大切にしながら、今後も高校教育の一層の推進に努めて参ります。