昨年4月の就任以降、子供たちが社会的変化を乗り越え、豊かな人生を自ら切り開いていけるよう、学び・成長を支えることをめざして取り組んで参りました。
本年も、感染防止対策を徹底し、子供たちの安全・安心を確保しながら学校教育活動を継続します。また、コロナ禍で悩み等を抱える子供たちへの支援にも一層力を注いで参ります。
大阪府学校教育審議会から頂く予定の「今後の府立高校のあり方等について」の答申を踏まえ、府立学校のあるべき形の具体化を進めます。
また、今月、府立学校において1人1台端末の整備が完了する予定です。ICTの活用を進め、「誰一人取り残すことのない、公正に個別最適化された学び」を実現します。
さらに、教員とスクールソーシャルワーカー等の専門人材との連携を強化し、課題を抱える子供たちを早期に支援する取組を一層進めます。
2022年度には大阪府教育振興基本計画が最終年度を迎え、今年は将来の大阪の教育をデザインする重要な1年になります。
これまで大切にしてきた「公平性」「卓越性」「多様性」と、「ともに学び、ともに育つ」教育の考え方を堅持しつつ、「令和の日本型学校教育」の実践を進めて参りますので、今年もお力添えをよろしくお願い申し上げます。